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odawara.sdgs-act.jp で取り組み「見える化」 「買う、参加する、働くなら―」 小田原エリアのSDGsに取り組む企業 紹介第1弾
持続可能な社会の実現に向けて、「買うなら、参加するなら、働くならSDGsに取り組む企業です」。そう呼び掛ける(株)STFプロジェクト(小田原市)が12月、新たなWebサービス「小田原SDGs ACT」をスタートした。
特徴のひとつが、企業や個人の活動を独自開発したプログラムでSDGsの17のゴール別にグラフに分け「面白く見える化できる」こと。「企業PRはもとより、従業員にも自社の取組が理解しやすくなる」という。
同Webサイトに掲載中の、小田原エリアの企業の取組を紹介する(※詳細はWebにて)。
環境に貢献する小児医療用玩具
堀内ウッドクラフト(大井町)では、木工歴40年の堀内良一代表の手により幅広い製品が生み出されている。その中で高く評価されているひとつがオリジナルの小児医療用玩具「ぷれぱらウッド」。病院で医師や看護師が医療機器を模したこの玩具を用いて、子どもに検査や手術の説明をする。木のぬくもりや優しい手ざわりで、子どもの不安が和らぐという。
また持続可能な森林保全の実現のため、2004年に国際的森林管理認証のFSCのCOC認証も取得している。
加工品開発とブランディングに挑む農園
あきさわ園(小田原市沼代)は、約300年の歴史を持つ柑橘栽培を中心とした農園。次世代に持続可能な農業を引き継げる工夫を重ねている。
食の安心安全への取り組みとして、特別栽培を実践。加工品開発も進め、旬の野菜と果物を使ったジャムやピクルスなどを生産。また、栽培過程で間引きして廃棄していた「青ミカン」は加工品の材料や、レモンの代用品としての価値をPRして販売している。
「未(低)利用魚」の活用でフードロス削減
飲食店を展開するJSフードシステム(小田原市入生田)。地場産のものを中心に美味しい食の提供を目指しつつフードロス削減にも取り組む。
そのひとつが、サイズが不揃いなどで通常の流通にのらない未(低)利用魚の活用。加工の手間を自社工場で担うことで作業を効率化。その担い手は東南アジア圏からの外国人スタッフで雇用創出にもつながっている。一部店舗で提供する未(低)利用魚の入荷時限定「お宝丼」は、希少性もあり人気メニューだ。
森をネイチャーアクティビティの聖地に
旧小田原藩から引き継いだ山林を守る辻村農園。辻村家8代目、辻村百樹社長は、従来のままでは林業経営が成り立たないと13年前、フィールドアスレチック施設を導入した。森をそのまま生かしてコースを設営。間伐や下草の整備をすることで、森林の環境保全にもつながっている。
施設運営と辻村農園・山林を管理する会社T―FORESTRYを設立。樹間をマウンテンバイクで走るコースの新設や、獣害対策の一環でハンターバンクへ参画など持続可能な森の活用を推進中。こうした取り組みは、山林の多角的経営のお手本として全国から注目されている。
■(株)STFプロジェクト
https://odawara.sdgs-act.jp/ 【メール】info@share-future.jp
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