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金城院長の徒然話「先生おしえて」63 大往生
恩師弔い気づく幸 実千両 三鞭(シャンパン)
いつかはこの日がくると思っていました。医師になりたての頃、地域医療と大学病院の違いのイロハから教えてくださった[杏林堂クリニック名誉院長]林 龍一郎先生。このたび人生初の『弔辞』の大役をお願いされ、先生への思いや思い出・エピソードがあまりに多く、原稿は用意できず…前日のお通夜に続きお別れの日も驚くほどの方々が。『原稿なくて大丈夫なのですか?』とスタッフに心配されましたが、先生へのお別れの言葉はきれいに整頓され頭に降りてきたので、大丈夫!と思った冒頭、気丈にお話するつもりでしたが涙腺はすでに…(涙)息子さんから『もう泣くまい、と思っていたのに先生、あれは反則です!素晴らしい弔辞をありがとうございました』と丁寧にお礼の言葉をいただきました。大往生の快晴の帰り道、真っ赤な千両の実が心を満たしてくれました。
大往生といえば、最後の最後まで我々は先生のように元気でいたいですね。いつかくるその日まで、可能な限り自由に楽しく、食べて飲んで歩いて…車と同じ、定期的に検査、治療、予防。動脈硬化・がんをチェックし、筋肉を維持してゆきましょう!
今夜はゆっくり思い出にひたりながら、シャンパンで献盃です。
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