小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2024年2月10日
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小田原市中里の満福寺(藤原慈舟住職)で初不動の縁日にあたる1月28日、「火渡り修行」が行われた。
「火渡り修行」とは修験道に伝わる儀式で、縦・横・高さ数メートルに組んだ薪で護摩(柴灯護摩)を焚き、熾火の上を素足で渡る修行。不動明王と同じ姿になりその境地を体現するために火の上を渡るという。
この日は、藤原住職と丹沢山塊から集まった約15人の山伏が山伏問答や宝斧式などを行った。その後、境内の庭に積まれた旧年のお札やしめ飾りに火がつけられ、読経の中、素足の藤原住職と山伏が無病息災を願い、燃え盛る炎の上を渡った。参拝者は「炎の熱が頬にも伝わり、迫力があった」と感想を話してきた。また、一般参拝者も火渡りに参加し、家内安全などを祈願。今年から延命甘酒の振る舞いも復活し、体を温めていた。
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