令和６年度県「防災・警察」予算 県政報告 能登半島地震を反映 神奈川県議会議員 おざわ良央（よしなか）
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2024年6月1日
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厳しい３期目の県議選を、皆様のあたたかな、そして強力なご支援をいただき勝利して早や１年余。当選当初より、「県議会防災警察常任委員長」、「自民党県議団副団長」、「自民党神奈川県連副幹事長」等に就任、県西地域や地元小田原市の”安全で安心して暮らせる地域づくり”に懸命に取り組む日々でした。
特に、元日早々の震度７の”能登半島地震”の衝撃は、「防災警察常任委員長」という職責にあった私にとって、たとえようもなく大きなもので、それだけにもし”神奈川で起きたら”と、多面的な対応に心を砕きました。
ここで、令和６年度県当初予算等に反映された”防災”や”警察”関係の主な新規事業等をご紹介させていただきます。
「安全で安心な地域づくり」
☆ 地震防災戦略に掲げる死者数の半減、風水害対策の推進、消防防災力の強化等を進める市町村への強力な支援
☆ 緊急対策として、孤立化対策を行う市町村への補助
☆ 火山災害対策強化として、箱根山火山避難計画等の策定や富士山火山災害対策事業費の計上
☆ 犯罪のないまちづくり実現のため、市町村や自治会等の防犯カメラ設置等への市町村補助
☆ 県独自の被災者への生活再建支援制度の創設
☆ 孤立地域の発生やライフラインの断絶等の緊急対策として、災害時の通信手段、電源、シャワー、トイレ等の県の備蓄強化や市町村補助
☆ 遊水地や流路のボトルネック筒所（山王川他）の整備
☆ 急傾斜地崩壊対策事業の重点的整備
☆ 広域農道小田原湯河原線の緊急輸送代替道路としての整備
☆ 農業用排水施設の強靭化（酒匂川左岸鬼柳地区等）
☆ 背後に住宅等が密集し、高潮や高波を強く受ける海岸での、優先的な海岸保全施設整備や養浜による浸食対策実施
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”災害は忘れたころにやって来る”です。
これら諸事業や予算の他、能登半島地震の被害状況も参考に、さまざまな視点から県をあげて対処することになりました。
この５月県議会で役職も上記のように変わりましたが、「防災警察常任委員長」という重い責任ある立場を、この特別な時期に体験したことは、私にとって大変貴重な経験となりました。
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