箱根町出身の土岐優花さん(順天堂大学4年)が9月19日(木)から川崎市で行われる陸上の学生日本一を決める「日本学生陸上競技対校選手権大会」(日本インカレ)に出場する。箱根町は全国大会出場の功績を称え8月19日に奨励金を交付した。
土岐さんは7月に平塚市で行われた「実業団・学生対抗陸上競技大会」の800mに出場し、自己新記録となる2分7秒02で優勝。実業団と大学から選ばれた6人の選手で競われた中、スタートから先頭を譲らない走りで日本インカレの出場を決めた。大学2年時にはアキレス腱のけがで長期療養を余儀なくされた土岐さん。「学生最後の年ということもあってかける思いがあった。日本インカレ前に記録を更新できたのは自信になる」と話した。
日本インカレでは個人の成績によって各大学にポイントが与えられ大学日本一も決まるが、土岐さんは「副主将もやっているので決勝に残って大学としても個人としても納得のいく結果を出したい」と意気込んだ。勝俣浩行町長は「中学生のころから町として応援してきた選手。学生で陸上競技を終えられるということで、集大成を飾ってもらいたい」とエールを送った。
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