酷暑による不作、地震への不安からの買いだめなどにより全国的にコメ不足が続いている。夏休み明けから始まる学校給食に関して、神奈川県内の学校給食への食材提供を行う「公益財団法人神奈川県学校給食会」(大和市)は、「一部不足しているが供給量に変更はなく、現状影響はない」としている。
同会では横浜を除く県内の小中学校給食へ精米、米飯を一括調達して提供。一部の不足に関しては、早く収穫する早場米と通常11月から使用する新米を1カ月ほど前倒して提供するなどして対応する予定だという。同会担当者は「当会にも保護者の方から(コメ不足による)給食への影響を心配する問い合わせが増えている。安心してもらいたい」と話した。小田原市保健給食課でも「献立の変更は予定していない」という。
また、同会によると「新米価格は想定より上昇する見込み。価格面からの影響はまだ何とも言えない」と話した。
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