スポーツ推進委員功労者表彰(文部科学大臣表彰)を受賞した 石川 實さん 山北町山北在住 66歳
「良さ」を引き出したい
○…町体育指導委員協議会長などの実績により、第52回全国スポーツ推進委員研究協議会で栄えある文部科学大臣表彰を受賞した。受賞の話を聞いたとき、「うそーと思いました」と照れる。「重い名誉ある賞をいただいたのも、体育指導委員の皆と一緒に長年取り組んできたたまもの。しみじみと感じています」。生活の中に常にスポーツがある。柔らかな自然体の眼差しから、指導者として地域スポーツに向ける熱い想いが伝わってきた。
○…町の健康スポーツ大会などで、幅広い年代にカローリングなどのニュースポーツを紹介するのが体育指導委員。平成2年から務め、会長職には同16年から就いた。地域の総合型スポーツクラブなどからも声がかかると指導に出向く。「子どもたちがいい表情になり、スポーツをして良かった、楽しかったと感じてもらいたい」。「心と体に余韻を持ってもらうことが次につながっていく」と熱く語る。「詰め込むのではなく、良さを引き出すこと」がスポーツを教えるモットーだ。
○…山北生まれ。スポーツとの出会いは小学校6年生の頃だった。「学校が始まる前に近所のお兄さんが三角ベースのソフトボールを教えてくれたんです」。その後、学生時代は野球部や草野球などで汗を流した。「続けるうちに、試合などを運営してくれる人がいてスポーツができると気づきました」。支える人になりたいという気持ちが強くなったという。就職した小田急電鉄では、先輩に誘われて始めたスキーに熱中。公認1級資格を取得し、昭和60年から町体育協会スキー部部長。体協主催の蔵王スキー教室は半世紀近く参加している。
○…「健康とは、体力とリズム。生活のリズムを作り出すことが必要」とにこやかに語る。一日一日を楽しむことを心がけている。スポーツ一家。「孫にこれからスキーを教えたいね」と相好を崩した。スポーツの醍醐味をこれからも伝え続けていく。
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