開成町(府川裕一町長)とパナック工業株式会社(住澤勝美社長)は4月20日、開成町に大規模な浸水被害が発生、または発生する恐れがある場合に同社開成工場の施設を町民等の一時避難施設として使用できるようにする協定書の調印式を行った。同町が災害時の施設利用協定を結ぶのは、民間企業では同社が初めて。
今回の協定により災害時に開放されることになった施設は、同社開成工場のKK棟4階の食堂132平方メートル。収容人数60人。
調印式は町役場応接室で行われ、府川町長と住澤社長が文面を確認した上で協定書に捺印し書面を交換した。住澤社長は「当社も創業80年となり、町のためになればと手をあげた。今後も何か力になれることがあれば協力を検討していきたい」と話し、府川町長は「(協定は)家に他人を入れるようなものなので、パナックさんが一番に受けて頂いて大変ありがたい。これを機に民間との協定締結を進めていきたい」と感謝を述べた。
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