卓上で行うカーリングのようなニュースポーツ「カーレット」。年齢や性別、ハンディキャップの有無等に関わらず、誰でも対等にプレイできるこの競技を、開成町を拠点に県内へ広めていこうという動きが出てきている。7月には同競技の普及活動を行うNPO法人ジャパンカーレット協会(田辺陽二理事長)の主催で、開成町福祉会館で公式競技大会が開かれる。
カーレットは3人1組の2チームで対戦する、卓上で行われる競技。全長3m60cm、幅60cmの台の上で目標とするサークル状の的をめがけて、両チームが1人ずつ交互に石(ストーン)を滑らせていき、最終的に石が的の中心に近いチームが勝利する。相手チームの石をはじき出したり、ビリヤードのようにクッションを使って石を跳ね返らせることもできるため、技量だけでなくチームで戦術を練る必要がある。
発祥は4年程前、田辺理事長ら千葉大学保健体育科同窓会のメンバー有志が「卓上で手軽にカーリングが楽しめないか」と考案、1年前に協会を発足して本格的に普及活動を行っている。これまでに約4千人が競技を体験し、公式大会を4回開催している。
神奈川県では考案メンバーの一人で同協会副理事長の中野実さん(開成町在住)の推進活動により、今年3月にカーレット神奈川西湘クラブ(石井敏会長・32人)が発足。地域の民生委員や主婦、会社員、学生などが週1回、中野さんの自宅にある常設練習場で講習会に参加し、競技を楽しみながら技術や戦術を磨いている。また県内の子ども会や老人会などに講師を派遣するなど普及活動にも取り組んでいる。
公式競技開成大会
第5回カーレット公式競技開成大会は7月13日、開成町福祉会館で開催。時間は午前10時15分から午後4時15分まで。観覧自由。
東京、千葉、神奈川から最大24チームが出場予定。開成町が公式大会の会場になるのは今回で2回目。なお西湘クラブは公式大会4連覇の実力を誇っている。
中野副理事長は「大会や講師の派遣などを通じて、少しずつでもカーレットを広めていきたい。開成町を神奈川でのカーレットの中心地にしていきたい」と意欲を語っている。
問合せは中野さん【電話】0465・82・4368。
![]() 中野副理事長
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