大井町 箱根火山起源の地層が露出 メガソーラー建設地
大井町山田地区で建設中のメガソーラー発電所「きらめきの丘おおい」の造成地から、箱根火山や富士山の噴火を起源とする火山灰や軽石を含む約15mの露頭(地層や岩石が露出している場所)が顔を出した。
露頭が見られるようになったのは昨年9月で、発電所内の貯水池の造成をしていた際に露出したという。その後、県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田)の笠間友博学芸員を中心とした専門家により12月頃まで調査が進められ、上部(写真の茶色部分)に富士山を起源とした層、下部(写真の白い部分以下)には約6・6万年前の箱根火山を起源とする東京軽石の火砕流の跡や炭化した木片なども見られた。現在は造成作業が進み、当初露出していた地層を見ることはできないが、敷地内道路に面した別の傾斜地では火山灰の層が確認できるという。
同町教育委員会でおおい自然園の園長を務める一寸木肇さんは「箱根を起源とする火山灰の露頭でこれだけ大きなものが見られるのは珍しい。ぜひ皆さんに見てもらいたい」と話す。
同町では2月1日(土)に露頭の見学会と火山灰を顕微鏡で調べる講座を予定しているほか、同町生涯学習センターの資料展示室でも写真や解説を見ることができる。
見学会などの問合わせは同町生涯学習課【電話】0465・83・5409まで。
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