任期満了に伴い、4月3日(金)告示、12日(日)投開票で実施される県議選南足柄市選挙区(定数1)の事前説明会が3月11日に同市役所で行われ、下馬評通り、現職の川上賢治氏(76)=5期=と、元市議の瀬戸良雄氏(67)の2陣営が出席した。
この日は選挙管理委員会から出席者へ、立候補の届け出などに関する説明や書類などが配布された。
現職で6選をめざす川上氏は、2月に市内で開いた支援者らとの新春の集いで立候補への意向を表明。選挙に向けて、組織固めを強化している。南箱道路の完成、医療、教育、子育て支援、雇用の創出など13の公約を掲げている。
2度目の県議選となる瀬戸氏は元県の職員。2007年から10年まで市議を務め、前回初めて県議選に立候補した。現職への対立軸として「多選による弊害」や「南足柄市における県政のマンネリ化」などを指摘している。
前回選挙は5選を目指す川上氏に対し、瀬戸氏を含む新人2人が立候補。川上氏が9215票を獲得して当選し、瀬戸氏は次点の6817票だった。
南足柄市選挙区は県内で唯一、自民党が県議選の公認候補を擁立していない選挙区として注目されている。
前回投票率は57・64%。3月2日現在の選挙人名簿登録者数は3万5993人(男1万7625人、女1万8368人)。
足柄上郡の事前説明会は3月13日(金)に足柄上合同庁舎で行われる。
【3月11日起稿】
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