「しあわせの花」や「世界三大花木」として知られ青紫色の花を咲かせる「ジャカランダ」が、山北町岸で咲き始めた。
この木は、今年3月に操業を終えた大山豆腐山北工場に勤務していた元従業員の石田貢さん(81)と磯崎たか子さん(67)らが2000年に植えたもので当時は30cmほどの苗木だった。現在は10m以上に成長した。すでに会社はなくなったが、近所に住む磯崎さんが今でも毎日のように成長を見守っている。会社の倉庫が閉鎖されてしまったため草刈り機が取り出せず、石田さんがカマで地道に草を刈るなどしている。
開花前の今月5日には花を見に来る人のために看板を取り付けた。2人は「中々見られるものではないので、ぜひ見にきて」と呼びかけている。
近隣では小田原市久野のフラワーガーデンで昨年初めて花をつけたほか、熱海市の国道沿いなどでも見る事ができる。
この木は、酒匂川の新大口橋(福沢神社そば)から見ることができる。石田さんによると6月14日現在2分咲きほどで、今月20日頃に見ごろを迎え、7月上旬まで楽しめるという。
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