山北町地方史研究会(茂木哲夫会長、会員数458人)の機関誌「足柄乃文化」の第44号がこのほど完成し発行された。会員458人に配布されるほか町役場生涯学習課で販売している。
1958(昭和33)年9月創刊の機関誌は、山北町を中心とした足柄地方の歴史、民俗などの資料を調査研究し「足柄乃文化」に収録している。機関誌発行のほか年に一度、文化講演会を開いている。
室生神社の流鏑馬
第44号では蒸気機関車D5270に関する資料のほか、51年の山北中校舎建設時に発見された「板碑」や、共和酪農創設、室生神社に伝わる流鏑馬など8つのテーマが収録された。
星槎大学客員教授の三橋國嶺氏が執筆した「室生神社の流鏑馬にみる日本の馬文化」では、倭種馬が使われ、一子相伝の装束が用いられる山北室生神社の流鏑馬について「京都上賀茂神社でも千年の流鏑馬があるが馬が西洋馬のためユネスコ世界遺産には登録できない。むしろ山北室生神社の流鏑馬はユネスコ世界遺産の登録要件を満たしている」とする考証もある。
B5判137頁、1部1500円。最新号を除く10年以内刊行の巻号1部千円、それ以前500円(第6号以前は在庫無)。
機関誌の購入や入会(年会費1500円、機関誌無料配布)に関する問い合わせは山北町生涯学習課内事務局【電話】0465・75・3649へ。
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