山北町立山北中学校(中野敏治校長・生徒数230人)の体育館で4日、外部講師による「いのちの授業」が行われた。道徳学習の授業のひとつで、一度に全学年を対象とする道徳授業は同校で初めて。
講師は特定非営利活動法人いのちをバトンタッチする会(名古屋市)代表で、全国で「いのちの授業」を行い、子どもや大人にいのちの大切さを訴え続けている鈴木中人さん。
講演は、鈴木さんの長女が小児がんを発症し、闘病そして亡くなるまでの3年間余の様子や家族の苦悩、寄り添った日々の事柄を写真などで示しながら優しい口調で語られた。
そして、いのちとは?いのちの大切さ、逆縁の悲しさ、家族の絆の尊さについて大きな、厳しい声で生徒に語り約1時間の講話を結んだ。
授業を受けた生徒たちは終始鈴木さんの話に聴き入っていた。最後に生徒代表で瀬戸さんが「限りあるいのちの大切さと生きる大切さを学ぶことができた」と講演のお礼を述べた。
参加した保護者のひとりは「具体的な重い経験談とメッセージでした。中学生に理解されるといいですね」と話していた。
授業後、中野校長に感想を求めると「自分の命を大切にすることは自分以外の人の命も大切にすることにつながる」と答えた。
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