JR御殿場線「東山北駅」前で20日、交通広場・ロータリーの供用が始まった。町は「通勤通学の時間帯に駅の利用者を送迎する車両で混雑していた駅前の利便性が向上する」としている。
山北町の向原地区には1069世帯2702人が暮らしている(2018年2月山北町地区別人口世帯数より)。東山北駅の近隣自治会などから、駅前広場の整備に関する要望が役場に寄せられていた。
町は、2018年度までに「東山北に1000人の人口増」をめざす「東山北1000まちづくり基本計画」を11年に策定。当時の人口は2979人だった。
人口減少による活力や生活利便性の低下を防ぐ施策として、商業施設の誘致や宅地開発の支援などに取り組み、計画の一環として駅前ロータリーを約3800万円かけて整備した。
ロータリーは広さ約1200平方メートル。町によると東山北駅の1日平均乗車人員は807人(15年)という。町は今後、街灯やベンチ、あずま屋、水飲み場やトイレなどを3年間で整備することにしている。
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