都と東国を分ける足柄峠を越え東国に入ってすぐのこの怒田の地に建立された朝日観音堂に多数の兜跋毘沙門天像(県/指定文化財)があるのは北に向かう人達の安全と鎮護を願うためであったといわれています。
江戸時代中期に建てられた四間(約7・2m)四方の木造茅葺き宝形(ほうぎょう)造りの姿は素朴で均整のとれた美しい建物です。お堂の外廻りの縁には擬宝珠高欄(ぎぼしこうらん)が廻されています。
朝日観音堂には聖観音菩薩、左右に兜跋毘沙門天像が立っていましたが、現在、仏像は境内の収蔵庫に保管されています。
通常は非公開で17年に1度の御開帳時のみご覧いただけます。
●寧日に
光やわらな朝日うけ
菩薩前にし 頭ぞ垂れる
■所在地/怒田2179
![]() 古びたお堂、花の季節が楽しみ
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![]() お堂の扁額
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