任期満了に伴う2019年4月の開成町長選挙で、現職の府川裕一町長(62)が4日、3選をめざして立候補する意向を表明した。同日開会の9月定例会議で菊川敬人氏の一般質問で明らかにした。
町長2期目の総括と3期目へ向けた決意を問われた府川町長は、2011年の初当選から取り組んでいる防災対策や「日本一元気な町・日本一きれいな町・日本一健康な町」を目指して推進した3つの戦略と北・中・南部の地域ビジョン、2期目の所信表明で強調した「人づくりと教育」を振り返り、「おおかた達成できた」と述べた。
このうち北部地域活性化のための瀬戸屋敷周辺整備と新庁舎建設、開成駅西口の再整備を継続中の事業と位置付け、「きちんと仕上げていくことが私に課せられた責務」と述べ、3期目を目指す考えを明らかにした。
2期目の府川町政では「田舎モダン」をコンセプトに町そのもののブランド化に着手。15年度の調査で76・6%だった「開成町に住み続けたいと思う町民の割合」が30年度の調査では82・2%に上昇した。
同選へはすでに新人の山神裕氏(52)=元会社員=が無所属で出馬する意向を表明している。開成町長選挙は2019年の統一地方選挙後半戦で実施されるが、国が決める日程はまだ決まっていない=9月5日起稿。
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