山北から全国に派生した河村氏の累代を供養し、中世の山北にも思いを馳せる河村城まつりが16日、神奈川県指定史跡の河村城址で開催され、東北から関西に住む河村氏の末裔や地元関係者ら約200人が参加した。
河村氏の菩提寺、般若院で長年営まれていた累代の一族郎党の供養祭を地域にも広めようと、地元の河村城址保存会(清水正己会長)が山北町役場や山北町観光協会などと協力して現在の河村城まつりを始めた。
8年前からは河村城址の整備も進み、のろし上げも行うようになった。
28回目の今年は、河村氏の子孫として政界で活躍する河村建夫元官房長官と河村たかし名古屋市長も出席。東北から関西までの各地から18人の末裔が山北町を訪れた。
一族を代表してあいさつした河村元官房長官は「いずれは全国の河村氏が集まる河村氏サミットなども開催できるよう今後も山北町を応援していきたい」と話した。
のろし上げは今年から、南足柄市の岩原城跡も参加。室生神社の流鏑馬も初めて披露されるなど、まつりの参加者も年々増加している。
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