任期満了に伴う大井町長選挙(12月4日告示・9日投開票)で、立候補を予定している前町議の小田真一氏(64)が9日、本紙などと会見し、町長選に向けた政策を発表した=10月10日起稿。
小田氏は自ら体験した福祉行政への感謝の気持ちから「ありがとうの思いがあふれるまちづくり」を理念に掲げる。「子育て環境の充実」や「安心安全なまち、防災のまちづくり」「地域資源を活かすまちづくり」を政策の柱とする。町内全自治会にの担当職員を配置し、協働推進室を庁内に設置して町民の英知を行政に生かしたい考え。
政党や組織の支援は受けないが、前回14年の町長選で現職に敗れた牧野一仁町議や、同氏を支持した子育て世代の女性らが支持している。現町政の風通しを課題視し、「町民の声や考えを今よりも行政に取り入れ、町政に新風を入れたい」と話している。
小田氏は1953年、松田町寄生まれ。小田原高校、明治大学経営学部卒。2004年に町議に初当選し4期連続当選。16年から2年間、議長を務めた。申し合わせによる議長任期を迎えた今年9月26日に議長を辞職し、10月1日に町長選出馬のため議員辞職した。
議員辞職については「町長選に出ると決めた以上、けじめをつけるべきと考えた。歳費も考慮した」と述べた。議員辞職により実施される補欠選挙での独自候補の擁立や支援は考えていないという。
今後の見通し
大井町では9月13日に現職の間宮恒行町長(70)=5期が今期限りの引退を表明。今年4月には小田氏が出馬の意向を明かし、9月14日には鈴木武夫町議(65)=7期が出馬会見を開いた。ほかにも諸星光浩氏(57)=2期が出馬の意向を明らかにしている。
大井町選挙管理委員会は小田氏の議員辞職に伴う町議補選を、直近に行われる町長選と同じ日程で実施することを5日に決定した。ただし、10月19日よりも前に3人以上の欠員が生じた場合には補欠選の実施が早まる可能性もある。
9月3日現在の大井町の選挙人名簿登録者数は1万4392人(男7165人・女7227人)。
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