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健康寿命を延ばすために、骨粗しょう症対策 医療レポート足柄上病院シリーズ 36 骨密度調べましたか? 取材協力/県立足柄上病院
足柄上病院は今年4月、部位ごとの骨密度が測定できる装置を新たに導入し、健康寿命を脅かす骨粗しょう症の対策に乗り出している。整形外科部長の瀧上秀威医師に話を聴いた。
―骨粗しょう症とは?
加齢などにより骨が弱くなり、骨折の原因になる病気のことを骨粗しょう症と言います。背骨や脚の付け根などが骨折しやすく、要介護や寝たきりに陥ります。
―どんな対策がある?
やはり早期に発見することが重要です。お薬による治療が中心になりますが、食事療法や運動療法も重要です。
―まずはどうすれば?
市町によっては県の未病の取り組みで無料の簡易測定器が置かれていることもありますので、まずはそちらを利用してご自分の状況を把握することもできますが、より正確な判断を得るには、かかりつけの内科や整形外科に相談し適切な診察をして頂きましょう。当院ではより精密な測定を行うことができるので骨の状態が気になる方は気軽にご相談ください。
―何か気を付けるべきことはありますか
一番にはやはり骨の状態を知る事になります。特に閉経後の女性や両親や祖父母からの遺伝でも骨粗しょう症になりやすいことが分かっているので注意が必要です。食べ物ではカルシウムの他にもビタミンDをできるだけ摂取し、日光浴や適度な運動も心がけましょう。骨の元気は健康寿命にもつながります。
地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院
神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1
TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377
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こどもタウンニュース県西版11月9日 |
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