大井町篠窪の「蛍の水」湧水地が近隣住民らの手により整備され、ハイカーやサイクリングで訪れる人などを喜ばせている。
場所は中村川上流の篠窪渓谷入口のハイキングコース脇で、篠窪地区東の外れ。湧水は目の前の中村川上流に流れ込んでいる。陶芸家の志村正之さん作の陶器による取水口や、書家の中原茅秋さん揮ごうの「蛍の水」という立て看板、さらには近隣住民による石碑も置かれている。
「蛍の水」は、秦野市と大井町の境に横たわる名羅甲丘陵の南すそが水源といわれており、昔から一度も枯渇したことがない。かつては生活用水としても使われており篠窪の住民にとって貴重な水源として親しまれてきた。
取水口や近くの湿地一帯には、カワニナも多く生息し、初夏には蛍が群舞することから、この名がつけられた。
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