南足柄市に来春オープンする道の駅の名称が「足柄・金太郎のふるさと」に決まった。今後は「道の駅」としての登録申請が行われ、年内にはオープン日が決定する可能性もあるという。
名称は公募で決められた。6月3日から28日までの期間に全国から117件の応募があり、8月8日に決定した。
決定理由は次の通り。【1】金太郎伝説の由来など地域性を活かして足柄平野全体の活性化の拠点としてPRする 【2】「足柄 金太郎のふる里」が応募の中で一番多かった(26人) 【3】市の観光では「ふるさと」をひらがな標記することが多く、また、ひらがなにすることで柔らかい印象を持たせる 【4】「足柄」と「金太郎のふるさと」をスペースで分けるのではなく、「・」で分けることでわかりやすい名称とする
道の駅「足柄・金太郎のふるさと」は農産物の直売はもとより、農業をベースとした加工業、商業など六次産業化を図るとともに、ビール会社など地域の企業や事業者と連携し、産業の振興に結びつけ、地域・経済の活性化を目指す。
また来春、南足柄市と箱根町をつなぐ県道がいよいよ開通する見通し。箱根の東の玄関口として、にぎわいを創出する構えだ。建物の規模は2年前に公表した通りで、駐車場は普通車64台、大型8台、身障者用2台、EV用1台が整備される見込み。現在は基礎工事が行われている。
出荷希望者説明会
開業に向けて「道の駅」の物販スペースに農林水産物や加工品等の出荷を考えている人向けの説明会を開催する。日時は、1回目が8月28日(水)、2回目が29日(木)で、午後6時30分から7時30分まで南足柄市文化会館小ホールで。農林水産物やその加工品、総菜などの料理、食べ物、花木類などの出荷を検討している人なら誰でも参加できる。事前申し込みは不要。個別相談にも応じる。詳しくは産業振興課【電話】0465・73・8029へ。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|