今年春のスギ花粉量が、例年並みだとする予測を県の自然環境保全センター(厚木市)が先ごろ発表した。
同センターでは毎年11月に県北部(相模原市緑区)と県央部(厚木市・愛川町・清川村)、県北西部(秦野市・松田町・山北町)、県西部(小田原市・南足柄市・山北町の一部)の4地域でそれぞれ40本のスギを抽出して1本ごとの着花状況を調べ翌年春の花粉飛散量を予測して発表している。
4地域の平均着花量は45・7点となり、昨年の52・8点を下回った。過去22年間の平均44・6点よりわずかに高い値となり、過去5年間でみると、下から2番目となっている。
今回の調査結果から、2020年春はやや多かった2019年春に比べると明らかに少なく、例年並みだという。
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