地域の少年サッカーの活性化に向け、開成町で活動する少年サッカースクール「YS GEM academy」が主催する少年サッカー大会に、プラント設備の設計・施工などを行う「TK COMPANY株式会社」(開成町/堀口嗣正社長)が協賛。年間4回の大会を計画していることが分かった。このほど大磯町で第1回が開かれた。
新型コロナウイルスの感染拡大のため、政府から発出されていた緊急事態宣言が解除された6月頃、地元のサッカーチームを運営する知人から「大会を開きたい」と依頼を受けた堀口社長。「コロナ禍で各種大会の開催が難しくなっている中、少しでも地元の少年サッカーのレベルアップの力に」と南足柄市のナリタ工業にも協力を呼びかけ、サッカー大会「TK COMPANYカップ」の開催を決めた。
第1回大会は8月に小学3年生に対象に16チームが参加して開催された。友愛SCの宮崎杏さん(開成小3年)は「大きな大会に出場できてよかった」と約半年ぶりの大会を振り返った。今後は11月、来年1月、3月に静岡県と神奈川県内で神奈川、東京、埼玉、静岡、愛知などのチームを招き、学年別の大会を開催する予定。
堀口社長は自身の子どもたちがサッカーをしていることもあり「地域と世界の子どもたちの差を少しでも縮められたらという思いがあった。これからも地域の子どもたちの力になっていきたい」という思いを込めた。
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