南足柄市で2月1日から国のGIGAスクール構想に伴う、1人1台ののタブレット端末の利用が始まった。
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南足柄市では昨年12月末までに端末の整備が完了し、児童・生徒の利用開始に向け、1月中に教職員向けの研修が行われていた。利用初日となった2月1日、岩原小学校の1年生児童の教室では、端末が手渡されると子どもたちは大歓声。担任指導のもと起動からログインと授業が進んだ。
児童たちはIDとパスワードの概念を学び、タップ操作になれてきたところで描画ソフトを開き自由に「お絵描き」。カメラ機能を使って自画撮りをして作品に埋め込んだ上で、端末上での作品提出を体験した。
授業を終え、担任の安池由美子総括教諭は「子どもたちはこの日を待ち望んでいた様子。端末を利用することで、色々なことができるという機能面はもちろんだが、学びに対する楽しみや意欲が一層高まったように感じる」と話した。
市教委によれば「端末導入により復習や共同活動、書類提出など様々な場面で効率化が進む」といい、今後は端末を朝の段階で児童・生徒に配布し、授業のほか、各自の探求的学習活動に活用していきたい考え。
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