アサヒビール神奈川工場(南足柄市怒田)で2002年から行われてきた工場見学がこのほど終了した。
工場は最大消費地である首都圏への新たな供給拠点として、2002年に竣工。年間15万キロリットルの生産能力を誇る。工場見学も製造現場の見学や試飲を通したファン獲得を目的に同時にスタートした。ビール原料に触れたり、仕込み室の釜や製造ラインの鑑賞など1回約90分。できたてのビール試飲もあり、開始当初から人気を集め、最も多い03年には約18万人、累計では約250万人が来場。しかし、最近は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止となっていた。
見学終了についてアサヒビール(株)の担当者は「新型コロナ対策や見学設備の老朽化の中で、お客様に十分ご満足いただける工場見学を実現するには大規模な修繕や投資が必要なために継続しないことにした。引き続き生産・物流拠点として、安心安全で高品質の商品を提供していく」と話している。
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