江之浦ダイビングサービス アクアランドを経営する 野瀬 勝利さん 南足柄市在住 49歳
笑顔が向けられた先には
○…太陽が照り付ける江之浦で、今日も明るく笑顔でダイバーを迎える。自然を相手にしているため、美しさや楽しさの裏にある危険にも目を配る。「ダイビングはバディが基本」と、1人で潜らせないなどのルールを徹底して、初心者にも安心安全なダイビングスポットの運営に当たる。
○…南足柄市で育ったため、元々海は身近ではなかった。中学3年生のときに、父親が根府川でダイビングセンターを始めたことがきっかけで、海の虜になっていった。高校卒業後は父親の勧めもありスキューバダイビングの専門学校に進学。次第にインストラクターとして一緒に仕事をするようになった。監視の目があると悪質な密漁が減ると、約30年前に漁協関係者から江之浦にも拠点をつくらないかという話を受けた。15年ほど前には現在の江之浦に一本化。父親が引退した10年ほど前に経営を継いだ。
○…ダイビングの世界に導いてくれた父親が今年4月に病気で他界。突然の別れだったという。「こういう別れもあるんだ」と気持ちの整理に時間を要した。「父親に相談もできなくなってしまった」が、地元で商売を営む仲間に愛され、そのつながりが支えとなっている。約20人のLINEグループ「カッちゃんが大好き」には愛称が使われるほど。「こういう付き合いができるのが財産」とスマホの画面に優しい眼差しを向けた。
○…新型コロナの影響で2年連続中止となっているが、ここではバリアフリーダイビングができる。「陸上では不自由な車イスの人が海では自由になれる」。彼らの目の輝きを大切にしたいと話した。今では息子の直哉さんも運営に加わり、家族一丸となってダイビング環境の維持・発展に奮闘する。父親の意思を受け継いで。
|
|
|
|
|
|
湘南巻き爪矯正院 小田原院無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」 |
<PR>