県立足柄上病院(牧田浩行病院長)に三橋自動車(三橋裕貴社長・南足柄市)が貸し出した、コロナ自宅療養者の往診用車両がこのほど役目を終え返却された。
新型コロナウイルスの入院患者が急増し、同病院の病床がひっ迫していた8月。三橋社長は友人から自宅療養者が多く、往診用車両が不足していることを聞き、車両の貸し出しを決めたという。
9月に入りコロナ感染者数は下がり始め、10月下旬にはゼロになり、貸し出された車の役目は一旦終了した形に。同病院の岩渕敬介医師は「在宅の患者はいつ急変するか分からない状況が続いていた。車両を貸し出してくれたおかげで、苦しむ方に安心を与えることができた」と感謝した。
三橋社長は「車両が足りずに困っていると聞き即答した。どんな形であれ、お役に立つことができて良かったです」と話した。
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