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公開日:2022.04.16

洒水の滝
観瀑台一般開放始まる
226段先の地上40m

  • 一般開放を前にテープカットをする湯川町長(左から3人目)ら

 日本の滝百選に選定されるなど、町を代表する観光スポットの一つとして知られる洒水の滝(山北町平山)で、新たな遊歩道が完成。4月8日に関係者らが出席のもと、渡り初め式が開かれ、一般開放も始まった。

 旧遊歩道は、2004年に観瀑台で落石があり、手すりなどが破損したことを受けて、滝沢川にかかる赤橋から先が立ち入り禁止区域となっていた。その後、町と神奈川県が再整備に向けた検討を開始。滝に向かう新ルートを策定し、20年10月から遊歩道の整備工事が行われていた。

 式典には県企業庁酒匂川水系ダム管理事務所の並木俊所長、山北町観光協会の佐藤精一郎会長、杉本透神奈川県議会議員、地元自治会役員らが出席し完成を祝った。

 冒頭、挨拶に立った湯川裕司町長は遊歩道の破損で観光客が大幅に減少していたことなどに触れ「一年を通じ、マイナスイオンで心と身体を癒せるパワースポット。完成で終わりではなく、より多くの人に知って頂けるようピーアールにつとめていきたい」と話した。

 式典終了後には一般開放され、待ちわびた観光客らが早速階段を上がっていく様子が見られた。新設された遊歩道は、全長118・8メートル。226段の階段を昇ると地上40メートル付近に一度に30人程度が入ることができる観瀑台がある。これに合わせて、あらたに駐車場も整備された。

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