県高校野球春季大会の準々決勝が4月23日にサーティーフォー保土ヶ谷球場で行われ、立花学園高等学校硬式野球部(志賀正啓監督)が藤沢清流高に3対4で敗れた。4強入りをかけた一戦は、最終回に逆転を許してサヨナラ負けとなった。
試合は立花学園高が初回に先制するも、4回終わって2対1と逆転された。その後1点ずつを取り合い、1点ビハインドで迎えた9回表、立花学園高は持ち前の粘り強さで同点としたが、裏に勝ち越しを許した。
昨秋の県大会でコールド負けを喫して以来、「潔くバットを振ろう」を合言葉に乗り越えた冬。その努力は今大会で成果となって表れ、2回戦で第2シードの日大高を10対3で退けると、3回戦の市ヶ尾高戦も打線が爆発。2試合続けてコールド勝ちを収めて勝ち進んでいた。
志賀監督は、「肉体面や技術的だけでなく、結果を恐れずプレーする精神面に成長を感じた」と今大会を振り返った。今大会のベスト16以上には、甲子園出場を争う夏の県大会でシード権が与えられ、同校は第2シードを獲得。志賀監督は「長所を伸ばして、選手が今大会で自覚した短所を修正して挑みたい」と話していた。
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