南足柄市教育委員会はこのほど、今後入園希望者の大幅な減少が見込まれる市立幼稚園5園について、2025年度からの4園休園などを盛り込んだ、今後の方向性(案)を発表した。
南足柄市では一部の市立幼稚園で2022年度の入園希望者が大幅に減少した。市はこれを踏まえ、今後の見通し調査と各家庭の入園希望を把握しようと今年2月、18年4月2日から21年4月1日までに生まれたこどものうち、22年1月末時点で幼稚園・保育所等に所属していないこども224人を対象にアンケートを実施。139人分の回答を得ていた。
これによれば、市立幼稚園の入園希望者は25年度にかけ、さらに減少することが判明。また、自由意見では「3年保育を実施してほしい」「園を統合する場合は送迎バスを整備してほしい」「市立幼稚園入園予定だが、入園人数が少ない場合は再考したいので、早く教えてほしい」といった声があり、市は今後の方向性についての計画案作成を早急に進めていた。
27年度以降は未定
現状の案は【1】一定の集団規模の確保【2】少なくとも1園は公立幼稚園が必要【3】民間の幼稚園・保育所等と公立幼稚園・保育園との連携協力【4】出生数回復を視野に入れた検討―を基本方針に作成した。
主な内容は、23年度の入園募集から通園指定区域外の園への入園許可、24年度から南足柄幼稚園で3年保育開始、25年度から北・福沢・岡本・むつみの4園を休園ほか。また休園期間は27年3月までとし、同年4月以降の対応は状況に応じて判断するとしている。継続候補とした南足柄幼稚園は、バス送迎時の乗降スペースと駐車場の確保ができることなどを理由に挙げている。
市発表の方向性(案)の詳細は市ホームページ。5月16日までは電子メールで意見募集も行っている。問い合わせは市教育指導課【電話】0465・73・8037
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