開成町の府川裕一町長(66)が9月6日の町議会定例会で、来春に予定されている町長選挙に出馬せず、任期満了(2023年4月25日)をもって引退することを表明した。湯川洋治議員の一般質問に答えた。
府川町長はこれまでを振り返り、13年度から24年度までの12年間に、人口増加や開成駅周辺の土地活用事業などを進める「第五次開成町総合計画」を挙げ、「町政の舵取りを続ける中で、一貫して人口を増加させることができた。一定の成果を上げることができたと自負している」と強調した。また、「ここで一区切りとして、今期をもって町長職を引退したい。新たなリーダーのもと、次期総合計画が進められていくことが、町の更なる発展につながると考えている」と話し、残り半年余りとなった任期については、「最後まで真摯に取り組みたい」と語った。
この日、庁舎内で開いた記者会見では「今期限りで引退することは1年以上前から決めていた。新庁舎も完成し、仕事はやり終えたと感じる」と述べた。仮に、さらに1期続け、新たな総合計画を自ら策定した上で引退した場合、「中途半端になってしまう。区切りが大事で、未練はない」とした。
町議をおよそ12年経験し、首長も12年間務めることになる府川町長。引退後に話が及ぶと「しばらくのんびりとしたい。介護施設でアルバイトをするなどして、地域の人に恩返ししていきたい」と話した。
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