本紙では9月30日までの「秋の全国交通安全運動期間」と9月30日の「交通事故死ゼロを目指す日」に合わせ、地域で交通事故防止に向けて活動する足柄交通安全協会の倉橋光男会長と足柄地方安全運転管理者会の山本健一会長にインタビューを行った。両者は「安全はみんなでつくるもので、まず交通ルールを守るのが大前提」とした上で、家から一歩出たら公共の場であることから「人と人とのコミュニケーションも事故を防ぐことにつながる」と呼び掛けた。 (聞き手/足柄編集室)
――秋の交通安全運動期間です。運動の重点となるのは何でしょうか。
倉橋「交通安全運動やキャンペーンは年間を通して、県下一斉で行われています。この地域では足柄交通安全協会、交通指導員、地域交通安全活動推進委員、足柄地方安全運転管理者会、青少年交通安全連絡協議会と連携して行っています。子どもと高齢者を始めとする歩行者の安全確保、夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止、飲酒運転の根絶、自転車の交通ルール徹底、二輪車の事故防止などが重点です」
――運動期間に呼び掛けたいメッセージを教えて下さい。
山本「期間中だけでなく常に意識して”減らす”のではなく”なくす”こと。これに尽きると思います。日々の体調管理から始まり、ドライバー、歩行者、二輪車、自転車など、道路を通行するすべての人がルールを理解し、守る。そして、ほんの少しの心のゆとりと優しさが、安全で円滑な交通にもつながっていくのではないでしょうか」
――心のゆとりと優しさとは。
山本「道でも山でも、人とすれ違う時、挨拶をすればほとんどの人が返してくれます。さまざまなことが重なる交通の場面も同じで、ありがとう、時にはごめんなさいといった気持ちが相手に伝わることはとても大事です。みんなが気持ち良くなりますからね」
倉橋「交通事故は瞬間です。一人ひとりの心がけがなければ、事故が起こってしまう可能性は常にあります。起こそうと思っていなくても、巻き込まれることもあります。みんなが考えることが大事だと思います」
――足柄上地域ならでは取り組みなどあれば教えて下さい。
倉橋「皆さんの意識が年々高くなっていると感じています。例えば各市町に交通指導員の皆さんがいらっしゃいます。つまり、交通安全活動に携わる地域の方がとても多く、心強いと感じています」
山本「活動は今に始まったものではなく、私たちの先輩たちが代々つないできたものです。交通事故犠牲者の供養・交通安全祈願祭を行っているほか、エリア内の大きな事故の発生現場には赤色回転灯を設置しています。ドライバーに一層の注意を払ってもらうことが目的です」
――これからの会の活動について教えて下さい。
倉橋「警察署や関連団体と協力・連携し、各種交通安全活動や啓発に取り組んでいきます。できるだけ多くの方に会員になっていただき、将来に渡り、今ある活動を維持・継続していきたいと思います」
山本「引き続き事業所等の交通安全意識を高めることで地域の交通安全に取り組んでいきます。私たちだけでなく、これからも地域が一丸となって安全を守りたいですね」
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