意見広告・議会報告
県政報告 教訓を防災へ生かす 県議会議員 杉本とおる
連日厳しい暑さが続いています。自分や周囲の人の体調の変化に気を付けて、熱中症対策をしましょう。
さて、1923年(大正12)9月1日は関東大震災が発生した日で、もうすぐ100年の節目を迎えます。
神奈川県の直下で発生したこの地震は、県内だけでも死者・行方不明者は約3万3千人、住家被害棟数も約12万5千件に上ったとされ、足柄上郡でも甚大な被害であったと聞き及んでおります。
今を生きる私たちに求められるのは、こうした災害の教訓を日常の防災に生かし、その意識を、次世代へつないでいくことではないでしょうか。自然災害を「自分ごと」としてとらえるのです。
県では、大規模地震に備えてできることとして、ホームページでいくつかのポイントを紹介しています。【1】避難場所・避難所の確認【2】非常持出品の準備【3】自宅の耐震性能の調査と地震に対する安全性の確認【4】大型の家具や動線上の設置物といった屋内危険箇所の確認【5】家族で身を守る方法を話す防災会議の実施【6】災害用伝言板・伝言ダイヤルの利用方法【7】津波への備え【8】職場や外出先での備え【9】必要な備蓄品の確保―。当然のようですが、繰り返し確認しておきましょう。
今後、県や関係機関では関東大震災や防災に関する様々なイベントも予定しています。ぜひ、積極的に参加して備えていきましょう。私たちも常に備えをアップデートし、県民の安全のために力を尽くして参ります。
![]() |
|
|
|
|
|
|