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公開日:2023.10.14

松田町議会
初の女性ツートップに
正副議長決まる

 松田町議会は10月5日に臨時会を開き、正副議長選挙を行った。議長には平野由里子氏(60)、副議長に南雲まさ子氏(70)がそれぞれ選出された。平野氏は、同議会で初の女性議長となる。

 松田町では任期満了に伴う町議会議員選挙が9月10日に実施され、新たな顔ぶれで議会が動き出していた。

 議長選挙は平野氏が10票、寺嶋正氏が1票、無効1票。また、副議長選挙は南雲氏が11票、無効が1票だった。松田町議会の定数は12人で、このうち女性は2人。その2人が議会の顔とも言える議長・副議長といういわゆる「ツートップ」を担うことになった。県内33市町村の女性議員の割合は23%程度。二宮町の正副議長も同じく女性だが、例は少ない。

 議長就任にあたり、本紙のインタビューに応じた平野氏は「多様性に基づく討議を議会の存在意義としたい。そのための自由闊達な議論の場としての松田町議会に」などと述べた。また、議会のICT化、ハラスメント防止、議案審議の録画公開の取り組み、駅前整備事業などを議会としての課題に挙げた。

プロフィール

▽平野由里子/お茶の水女子大学大学院修了満期取得退学。2015年松田町議会議員に初当選。当選3回。座右の銘は想像力と対話、松田町出身60歳。大学講師。

▽南雲まさ子/県立小田原城東高校卒。2015年松田町議会議員初当選。当選3回。座右の銘は誠実。静岡県三島市出身、70歳。無職。

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