開成町みなみ地区に11月1日、介護と地域交流の機能を持つ複合施設「サウスマーク」が誕生した。
この施設は足柄上郡を中心に、介護施設やデイサービスなど福祉事業を展開する社会福祉法人一燈会(山室淳理事長)が開設した。地上5階建てで、2〜5階が介護付き有料老人ホーム、1階部分が地域交流などを目的としたコミュニティラウンジになっている。またeスポーツやVRなど、最新技術を取り入れたリハビリを提供するのも特徴の1つ。
10月23日には落成式が行われ、山神裕開成町長ら来賓が訪れたほか、横綱・照ノ富士からお祝いのビデオレターが寄せられた。
山室理事長は「ご家族の面会など日常を奪われたコロナ禍を経て『これからの介護の形とは何だろう』と考えてきた。改めて人との交流の大切さを感じた」と挨拶。続けて「ネット環境を活用したいろいろな方とふれあいや、ラウンジの開放、子ども食堂の再開など、地域の皆さんに愛される施設となるよう、職員一丸となって励みたい」と、決意を新たにした。
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