神奈川県自然環境保全センターはこのほど、今春のスギ・ヒノキの花粉飛散量について、いずれも概ね例年並みという予測を発表した。
調査はスギを昨年11月1日〜16日、ヒノキを12月2日〜8日に実施。県内の森林地帯を4つに分けスギは30カ所で各40本、ヒノキは40カ所で各10本を抽出し調査。着花状況はスギが4段階、ヒノキは6段階で点数化。それぞれの平均値を調査カ所の着花点数とした。
スギの着花点数の平均値は46・1点で、昨年の77・8点を大きく下回り、27年間の平均に近い結果となった。またヒノキは同平均値が53・4点で昨年の59・8を下回ったものの、12年間で3番目に高い値だった。
県は、スギ・ヒノキともに雄花の花芽形成は日照時間と相関関係があるが「前年大量着花の影響を受け、昨年の猛暑にも関わらず平年並みやや多い着花となったと推定される」と分析している。
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