今春の神奈川県公立高校入試の共通検査(学力検査等)が2月14日に実施された。合格発表は2月28日にある。
今年度の志願状況は、全日制の課程(特別募集及び中途退学者募集除く)で募集人員3万9947人に対し、志願者数が4万7330人で平均競争率は1・18倍(前年度1・17倍)だった。
全日制で最も競争率が高かったのは、県立横浜翠嵐高校普通科(定員359人・志願者770人)で2・14倍。これに横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校単位制理数科(同158人・同264人)の1・67倍、川崎市立橘高校国際科(同39人・同64人)の1・64倍が続いた。
一方、全日制の課程で、募集人員に満たなかった、いわゆる定員割れの学校は全体で31校。普通科と比べ単位制を含む専門学科が目立つが、この中に県西地域の学校は6校含まれている。
同地域で、志願者が定員を超えたのは、単位制普通科の県立小田原(定員319人・志願者421人・競争率1・32倍)と県立西湘(同309人・同362人・同1・17倍)のみ。県立小田原東(普通科、総合ビジネス科)、県立足柄、県立山北、県立大井、県立小田原城北工業(機械・建設・電気・デザイン)、県立吉田島(都市農業、食品加工、環境緑地、生活科学)はいずれも定員割れだった。
普通科(クリエイティブスクール除く)に限ってみても、県西地域以外の計90校で定員割れは4校だったのに対し、県西地域では計4校(小田原東、西湘、足柄、山北)のうち3校が定員割れ。志願者の動向に地域で大きな差があった。
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