松田警察署は7月3日、松田少年補導員連絡会と開成町立文命中学校と協力して、非行・被害防止サミットを文命中学校で開催した。
このサミットは生徒が社会のルールや決まりを守ることの大切さを自ら学び、問題解決に向けた討議を行うもの。当日は、全校生徒を対象に「薬物乱用防止教室」を実施した。
教室では同署署員が、実際に取り扱った事例をもとに、薬物の危険性を説明。薬物と関わらないために、接点となる知り合いにインターネット上等で知り合った際に、強い意志で断ることの重要性を話した。その後、保健委員と生徒のロールプレイングや事前アンケートの結果を交えた対話を行い、その様子をリモート形式で全クラスに配信した。
参加した生徒からは「薬物が身近にあることがわかった」「これから夏休みに入るので、自分の心と体を自分で守りたい」などの感想が聞かれた。
同署では今回の教室を踏まえて、生徒たちに薬物乱用防止に向けたポスターや標語を作成してもらう予定。少年補導員とともに審査を行ない、優秀作品を表彰する予定になっている。
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