活動報告 「民意実行」柱に据えて 大井町議会議員 山崎まさひろ
以前から猛暑続きでしたが、梅雨明け後は一層危険な暑さになっているように感じます。基本中の基本ですが、こまめな水分補給、涼しい服装、適切な室温管理、そして外出時は暑さを凌ぐ場所「クーリングシェルター」も活用しましょう。過去にない暑さなのでくれぐれも「自分は暑さに強い」などとと考えないでください。
さて、私の議員としての活動も、もうすぐ丸4年です。この間、ずっと意識してきたのは、住民の代表者として民意を議会に反映する「民意実行」です。自分には今何が求められ、そのために何ができるか―。そんな問いを繰り返す日々だったと言えます。
議員は地域の代表ではなく、住民の代表者ですから、常に「全体」を見なければなりません。町が将来にわたってあり続けるには、今求められていることに対応しながら、今後求められることに備え、さらには町の未来を見据えた戦略的投資も必要です。優先順位を考え、これらを同時に進めていくことが生き残るカギなのです。
住民にとって聞こえの良い施策は、たくさんあるでしょう。しかし、その中にも、すぐに町の担当課等が着手して改善できる要望的なこともあれば、議会での判断が必要なこともあります。そう考えると、議員にできることは、まずは「全体」が有するさまざまな「民意」を汲み上げることです。聴く耳と聴く姿勢、課題に対する議員間の共通認識があって、初めて難しいテーマも、その先の「実行」へとつながります。やりぬく覚悟はあっても「実現する」「変える」ことは容易ではありません。
緊張感忘れず
住民によって選ばれた私たちは、言い換えれば住民に最も近い存在であるとも言えます。聴く耳で拾った地域の思いと、町の施策の方向性に相違がないか、注意深く確認することは大事な仕事の一つです。続いて、これから特に大切になってくるのは、住民福祉の向上のために、どんどん町に提言していく姿勢だと思っています。
そのためにも資質向上に向けた勉強が欠かせません。これまでの常識では通用しないほどに速いスピードで時代は流れているからです。経験則だけで対応できる時代はとっくに終わりました。「何事もアップデートできないようでは議員は務まらない、要望を伝えるだけなら誰でもできる」と、強く自分に言い聞かせています。
使い古された言葉かもしれませんが、今の議員として「未来への責任」を忘れてはなりません。私たちの行動一つひとつが、町の未来を変える位の緊張感が必要です。「どうすれば住民の笑顔を守ることができるか―」。これこそ、この町に生まれ、ずっとこの町のことを真剣に見つめてきた私が、モノゴトの判断軸としている指針です。
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