開成町は7月31日、災害時の状況判断能力の向上と防災体制における課題の洗い出しなどを目的とした災害対応図上訓練を実施した。
訓練は相模湾を震源とする地震で町内で震度7を観測、5カ所で火災発生し消防の対応も追いつかず町内の幹線道路は遮断され、電気・水・ガスの供給も止まるという最悪の状況を想定した中で行われた。
参加したのは課長・班長ら66人。参集時間をずらすことで、すぐに集まることができない発災状況に近づけ、初動対応を確認した。地域防災課の担当者は「個々が担当分野の状況について把握しているだけでなく、即時に全体共有をすることが、また別の分野での様々な対応の材料になるということを再確認した」と話していた。
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