「やりたいこと」より「やるべきこと」 徹底的に、民意実行 大井町議会議員 山崎まさひろ
8月は一年の中でも一番台風の発生が多い月と言われています。その8月は今日で終わりますが、まだまだ油断はできません。9月も10月も台風シーズンということに変わりはありません。地震などと違い、ニュース等でその発生や進路などは事前に知ることができますので、備えにも時間をかけることができるのではないでしょうか。家の外、家の中、避難場所の確認など、早め早めの対策が肝心です。
何を優先するか
さて、今回は私の議員としての考え方についてお話したいと思います。
限られた時間を有効に使うには、モノゴトに優先順位をつけることが欠かせません。私の場合は、個別の案件を期限、緊急性、重要度、難易度、必要性といった基準で分類し「やるべきこと」を洗い出した上で、順位づけをして対応しています。これは、経営者としても、そして議員としても同じことであり、私が「やりたいこと」よりも優先します。
目的にリーチする
もしかしたらこれを聞いて、私のことを他人軸で行動する「受け身の人間だな」と思われる方がいるかもしれません。しかし、それは少し違います。私は「目的にリーチする」ことをいつも重要視しているのです。
私の議員としての目的は「私たちが暮らす大井町をこの先もずっと安心して暮らすことができる快適で住みよい町にする」ことです。これを達成することが自分に課せられたミッションだと考えています。抽象的に聞こえるかもしれませんが、実はここがポイントです。
町民幸福度向上を
教育、医療、子育て、福祉、インフラ整備…。町が検討すべき課題はいつの時代も山積しています。特定の分野を突き詰めても町全体の発展への効果は限定的です。メリハリをつけながらも、全体を見ていく必要があります。こうした視点に立った時、目の前には、やるべきことが次から次へと積み上がってきます。大事なことは安心・安全、町民の幸福度向上です。
全体の目標を見る
何が言いたいかと言えば、自分が「やりたいこと」を追求しているようでは「全体の目標達成」などおぼつかないということです。議員である私たちは、地域の代表ではありません。町民の代表者ですから、全体の行方を見なければなりません。行動はそこから逆算すべきなのです。
やりぬく覚悟
議員になったら民意を得たとばかりに、努力を怠ったり、行動がトーンダウンしてしまうようでは本末転倒です。やりぬく覚悟を持って、民意をくみ上げ、町の課題として一つひとつ対応していくことが求められます。それこそが、私たち議員が「やるべきこと」です。自分本位の姿勢は必要ないと考えています。
町の未来を大切に
大げさな言い方かもしれませんが、町民がどんなに興味や関心がなかったとしても、町議会は、町の未来を作っています。それはそこで暮らす私たちの未来とも言い換えられます。ですから、みなさんには、目で見て、耳で聞いて、心で感じてほしいと思います。オール大井で考える未来こそ、町をよりよく変えていくのだと思います。
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