南足柄市立足柄台中学校で9月25日、「キャリア教育職業講話」が全生徒379人を対象に行われた。
生徒が将来やキャリア形成を考える場として企画。第1部は元同校教員でブータンで活動する青年海外協力隊の熊澤美帆氏が、オンラインで「青年海外協力隊の経験から」をテーマに話した。
第2部は足柄上郡を中心に介護施設やデイサービスなど福祉事業を展開する社会福祉法人一燈会(山室淳理事長)が担当。山室理事長は「生きがいを持ち、安心して暮らせる地域づくりが大切。今より少しでも幸せになることを考え、行動を」と呼びかけた。
また同法人に勤務する湘南ベルマーレフットサルクラブ(SBFC)の5選手や相談員として働く職員も登場。仕事紹介や思いを語るなどした。
参加した3年生の深津陽太さん、鈴木正太郎さん、池田有莉奈さんは「福祉を考えるきっかけにもなった」「自分も好きなことと仕事を両立できるようになりたい」などと感想を話していた。
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