9月19日の関東ブロック商工会青年部連絡協議会・主張大会で優勝した 角原 清志さん 山北町皆瀬川在住 37歳
仲間とともに夢を追求
○…9月19日に行われた「関東ブロック商工会青年部連絡協議会・主張大会」。関東甲信越1都10県の代表11人が出場した大会で優勝した。テーマは県大会に続き『追い求めた先にある景色』。山北町商工会青年部での活動を通じて得た経験、仲間との絆、自身の夢を訴えた。「協力してくれた青年部員のためにも、11月に大阪で行なわれる全国大会で優勝したいですね」と、その目はもう次に向かっている。
○…2020年、SUP(スタンドアップパドルボート)体験を中心に、自然をガイドする会社を山北町で起業し、同年に商工会に入会。能登半島地震では、起業仲間が能登出身だったこともあり、青年部員に呼びかけ、被害の大きかった石川県珠州市を4、9月に訪問した。食糧支援に加え、町立川村小児童の応援メッセージも届けた。「震災から9カ月余り、進んでいない復興に驚きました。他人事ではないので、我々も日頃から防災に対する備えをしていきたいですね」
○…千葉県生まれ。高校卒業後、20代・30代と働きながらカナダやアラスカなど大自然を廻る日々を3年間過ごした経験を持つ。4年前からはサーフィンが趣味となり、週2〜3回は湘南の海に出向いている。「波が相手なので、予想できない体験ができることが魅力。根っから自然が好きなのですかね」と自己分析。
○…会社は同級生の同僚と二人三脚で運営する。起業の際は丹沢湖の自然に魅せられ山北町を選び、その後の運営に係る様々な問題も2人で乗り切ってきた。大きな夢の一つは山北にSUPを根付かせ、観光の目玉にすること。「都心から近く、こんな素晴らしい自然があることを多くの人に伝えていきたい」と目を輝かせた。
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