創立50周年を迎えた南足柄市商工会商工会女性部の部長を務める 山崎 洋美さん 南足柄市大雄町在住 67歳
奉仕のバトンを引き継ぐ
○…部長には今年4月に就任した。「責任は重いが無事に大切な1年を乗り切っていきたい」。昨年から行うフードドライブ事業を始め、世界のこどもにワクチンを届けるペットボトルのキャップ回収事業、地域イベントへの参加など積極的な活動を行う。ここ数年は、レジ袋削減の流れに沿い、マイバッグ作りを推進し、作品展の開催やポスターやチラシなどのPR活動を会の中で中心となり取り組んできた。「毎日の積み重ねが大切。先輩方が受け継いできた奉仕のバトンを引き継いでいきたいですね」
○…大雄山駅から最乗寺への道中にあり、江戸時代後期から続く「十八町目茶屋」の5代目女将として働く。茶屋を訪れる客の大半は参拝者。看板のとろろメニューのほか、訪問客にくつろいでもらえる雰囲気の良い店づくりを心がけてきた。「これから紅葉の季節になります。昨年からはライトアップされ、ますます綺麗になったので地元の方も見に来ていただければ」と呼び掛ける。
○…趣味は刺しゅうに、読書、ハイキングと幅広い。男女2人の子どもを育て上げ、8歳、7歳、5歳の3人の孫が市内に暮らしている。「孫がよく遊びに来ます。とても可愛いのですが年々、一緒に遊ぶ体力がなくなってきていますね」と優しい笑顔を見せる。
○…女性部には30代の時に入会した。50周年の節目の年に、63人の部員を率いていく大役を受けた。会の一つの課題は会員の高齢化。「全員が話しやすい雰囲気をつくっていきたい」と若手が発言しやすい部を目指している。11月15日には式典と記念講演を予定する。「多くの人に聞いてもらいたいと、講演を企画しました。これからも地域とともに歩んでいきたい」と力強く話した。
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