大井町社会福祉協議会が2021年4月から運行する買い物バス「わくわく・ショッピング」に、町立湘光中学校美術部生徒がデザインしたマグネットシートが貼り付けられることになり、大井町体育館前で10月29日、お披露目会が行われた。
バスは、外出時の移動手段に困っている高齢者や身体の不自由な人などが対象で、各自宅から町内2つのスーパーヤオマサまで運行している。
大井町社協はこうした取り組みを利用者だけでなく町内に広く知ってもらうきっかけになればと、同校美術部にバスのデザインを依頼していた。完成したシートはA2サイズで、マグネットで貼り付けるタイプ。虹など、明るい色が目を引くデザインになった。
前田和樹部長(2年)は、「目立つようにカラフルにしました。自分たちの考えたデザインが町を走ると思うとワクワクする」とデザインを披露。同社協の寺下かつ子会長は「斬新な感性で考えた素晴らしいデザインで感謝します。町内を走り良いPRになると思います」と話した。
バスは毎週木曜運行。ドライバーのほか見守り者が同乗するのが特徴で、23年度は年間822人が利用している。
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