猫の保護活動などを行うヒューマン&アニマルネットワーク開成町代表を務める 山口 愛さん 開成町吉田島在住 27歳
「命の大切さを広めたい」
○…慶応大学で生物学を専攻。大学・大学院時は都内で猫の保護活動にも携わった。卒業して2年前に入会。昨年から開成町代表を務めている。目下「活動を多くの人に知ってもらいたい」と、開成町民活動サポーセンターなどに協力を得てPR活動に力を入れる。30人程度のメンバーは親世代が中心。20代は自分一人だけだといい「和気あいあい、同世代の方にも参加して欲しい」
○…会が西湘地域で行っている活動は大きく分けて2つ。避妊去勢手術は、いわば保護活動の入口戦略。「手術前の姿を見ていると可哀そうな気持ちになる」と話すが、殺処分など、不幸な猫を増やさないために行っている。もう一つは猫の飼い主を探す「里親会」。毎月第4日曜日を基本に公共施設等で開催している。掲げるのは、猫と人が共生できる未来。「前向きに、できることはしていきたいですね」と力がこもる。同居する両親が活動の最大の理解者だ。
○…生まれも育ちも開成町。大学時代は吹奏楽部でサックスを担当。ジャズ分野のビッグバンド全国大会で優勝した実績もあり「仲間と一つの目標に向かって達成できた思い出は忘れられません」と目を輝かせる。しかしながら、仕事にボランティアにと忙しい日々。「最近はなかなか音楽活動の時間が取れない」と頭をかく。
○…「全国で1万頭以上の猫が殺処分され、その大半が生後1カ月未満の猫たちです」。幼い時から犬を飼っていた経験から動物好きになった。現在は化学メーカーに勤め、実験に動物を使用しない「動物実験代替法」の研究を行う。「どんな命も、かけがえのないもの。そんな意識で取り組んでいます」。そう話す横顔には、やさしさと強さがにじんだ。
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