山北町連合自治会長として自治会加入促進に力を注ぐ 渡辺 良孝さん 山北町岸在住 80歳
加入促進で自治会に活力
○…山北町連合自治会は2017年から、転入・転出が多い3月を自治会加入促進強化月間に指定。転入世帯への加入案内、町広報でのPRなどの活動を行う。全国平均の7割強より高い水準にあるが「町の加入率は10年前の84・2%から78・6%に減少した」と危機感をのぞかせる。昨年末には、2自治体が山北の取り組みを視察に訪れた。「住民に最も身近な組織。災害時には安否確認や必要な情報提供など、できる役割は大きい」と強調する。
○…21年に岸の自治会長に就任した。コロナ禍で活動が制限される中、高齢者いきいきセンターの管理棟の解体、コンテナ倉庫の改修などできることを行ってきた。23年からは連合自治会長も兼務。昨夏のマックスバリュ東海による移動スーパー開始では、アンケートで運行ルートの設定などに協力。「正確な民意を行政などに伝えられるのが自治会。こうした組織を大切に次世代に引き継いでいければ」
○…山北町生まれの山北町育ち。高校は当時陸上の強豪校だった小田原城東高校(現小田原東高校)に進学、棒高跳びの選手として活躍した。教職を目指すも、父親の勧めもあり山北町役場に奉職。勤務の傍ら横浜国大で講習を受け、社会教育主事の資格を取得した。「教育委員会など、結果として教育の機会に多く携われたのは幸せでした」とにこやか。
○…定年後、2期8年町議会議員を務め、観光協会会長、保護司、ライオンズクラブ会長など様々な分野で地域貢献に携わってきた。3月末に自治会長が任期満了となり、長年行ってきた地域活動も一区切りとなる。「地域に育てられました。今後もできることは何でも協力していきたい」と話す姿から、強い山北への愛情が伺えた。
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