南足柄市はキリンビール(株)からの「一ノ堰ハラネ」の桜保全活動に対する寄付に対し、3月14日に感謝状を贈呈した。
キリンビール(株)は、2024年から同社のビール「晴れ風」の売上の一部を日本の風物詩の保全・継承に支援する「晴れ風ACTION」を行う。南足柄市が応募し、一ノ堰ハラネの桜保全活動が選定され、85万6486円の寄付が行われている。寄付は草刈りや枯枝の剪定による環境整備などに活用される。
桜の開花時期に合わせ桜の下で贈呈式が開催。キリンビール(株)から横浜支社の佐藤俊雄支社長ら3人が現地を訪れ、加藤修平市長、管理する市民団体「春めき桜を育てる会」の山本征史代表、市観光協会の高橋弘子会長らが出席した。加藤市長は「桜の保全にはお金が必要で、寄付はまさに救世主。末永く愛されるよう取り組んできたい」と感謝を述べ、佐藤支社長は「神奈川県はキリンビール創業の地。県内のこうした素晴らしい桜の保全に貢献できるのはうれしい」と話した。
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