足柄明神跡の整備進む 有志による伐採など
南足柄市矢倉沢にある「足柄明神跡」周辺の景観整備が進められている。
同所の整備を進める「足柄明神の鳥居を立てる会」(加藤隆会長)は2005年から環境整備作業を始め、2010年に境内への入口に紅白の鳥居と案内版を設置するなどしてきた。
また足柄明神を祀る境内からは足柄平野と相模湾や箱根連山、晴れた日には遠く横浜ランドマークタワーや房総半島まで一望できる景勝地であることから、手入れがされていなかった雑木林の伐採作業を進め、正月には初日の出を石祠の前で迎える「足柄明神元旦祭」を開催している。
同会では「矢倉沢地域の先人たちが守ってきた足柄明神をより多くの人に知ってもらえるように今後も整備作業を続けていきたい」と話している。
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